県内初！検診結果と検査画像がスマホに

患者の負担軽減につながると期待されています。
健康診断の結果などをスマートフォンで確認できる画期的なシステムが県内で初めて導入されます。

特定健診や人間ドックを実施している豊見城市の友愛会・健康管理センターが県内で初めて導入するのは、検診結果をスマートフォンの専用アプリで手軽に見ることができるシステムです。

医療提供情報システム検査結果やレントゲンの画像を医療機関同士で共有することで、診療時間の短縮や検査回数を減らすことが期待されていて、２３日は医師への説明会が開かれました。

▽参加した医師
「去年とか今までの検診結果がすべて一気に見れるので、すごくいいなと思いました。かかりつけ医としてもすごくいい情報になると思います」

▽豊見城中央病院付属健康管理センター　鈴木真センター長
「（沖縄の）健康寿命がどんどん下がっているということがあって、それを何とかしたいと。人間ドックの情報などを自分事として考えてもらうために自分で保有できる環境を作ることがまず第一歩だろうと」

過去の検診結果もさかのぼって確認することができ、食事や運動など健康意識の向上にも寄与すると期待されています。