「おやじ狩り」と称し犯行に及んだか　那覇市連続強盗致傷事件　少年ら３人を逮捕

那覇市内で相次いだ強盗致傷事件で新たな動きです。今年８月、那覇市久米で男性からバッグを奪いケガをさせた疑いで警察はきょう少年ら３人を逮捕しました。

高良琉海子記者※高は「はしごだか」
「壺屋、若狭などで発生した連続強盗事件で、警察はきょう久米で発生した事件に関与したとして少年３人を逮捕しています。一連の強盗事件ではこれまでに高校生を含む少年７人が逮捕されています」

この事件は８月１１日の深夜、那覇市久米の路上で６０代の会社員の男性が何者かに顔を殴られ、現金などが入ったショルダーバッグを奪われたものです。

那覇市内では６月にも壺屋・若狭で強盗致傷事件が起き、警察は南城市に住む塗装作業員の１７歳の少年を容疑者として逮捕していて、この少年が久米の事件にも関与した疑いが強まったとして３日に再逮捕しました。

他にも１７歳の解体作業員と無職の１８歳を事件に関与した疑いで逮捕しています。

関係者によりますと３人は地元の同級生で「おやじ狩り」などと称して犯行に及んでいたとみられ、現場近くの防犯カメラの映像には事件後バイクで逃走する少年らの姿が映っていました。

警察は捜査に支障が出るとして３人の認否を明らかにしていません。