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沖縄の観光大使は多様性の尊重を

ミス沖縄に代わる新たな観光大使の創設に向け有識者などで構成する検討委員会は、多様性の尊重や情報発信の強化などを柱とする提言書を沖縄観光コンベンションビューローに提出しました。

沖縄観光コンベンションビューローは1981年から続けてきた沖縄観光親善大使「ミス沖縄」を休止し、時代に合った新たな観光大使の検討を進めています。

識者などで構成する検討委員会はとりまとめた提言書を4日、沖縄観光コンベンションビューローの下地会長に手渡しました。

この中では大使の選定について男女や年齢、出身地など制限を設けないことやインバウンドや若者を意識したSNSを活用した情報発信、さらに赤字が続いてきた収支構造の見直しなどが盛り込まれています。

沖縄観光コンベンションビューロー下地芳郎会長
「幅広いネットワークで一緒になって沖縄観光を盛り上げていく仕組みと同時に、専門性を持っている方々に担っていただく事で新しい沖縄観光がスタートできるのではないかと思っている」

沖縄観光コンベンションビューローは提言をもとに今後具体的な検討に入り、来年4月には新たな観光大使の制度をスタートさせたいとしています。

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