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ノーベル賞受賞「人類の進化」の研究者・ペーボ教授が講演

去年、ノーベル生理学・医学賞を受賞した沖縄科学技術大学院大学OISTのスバンテ・ペーボ教授が浦添市で講演しました。

OISTのスバンテ・ペーボ教授は遺跡などに残る古代の骨を用いたDNA配列を特定する方法を継続的に研究し、人類の進化に関する発見が評価され、去年10月にノーベル生理学・医学賞を受賞しています。

9日の講演ではペーボ教授が長年研究する4万年前に絶滅したネアンデルタール人と現代人との関係性やその進化が私たちの体にどのような影響を及ぼしているのかについて話した後、参加者からの質問に答えていました。

▼参加者
「港川人にもネアンデルタール人の遺伝子は含まれているんですか?」
▼ペーボ教授
「良い質問だね。私たちはまだ港川人のDNAを得ていません。しかし(遺伝子を)持っていると思います」

参加者は、「人類の進化」という壮大な研究の一端に触れ、好奇心を掻き立てられていました。

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