子どもたちのチャリティのため消防士がひと肌脱ぐ
火災や自然災害などで、いち早く現場に駆け付け市民の安全を守る消防士たち。その隊員たちがチャリティ活動のためひと肌脱ぎました。
消防士たちのパワフルで熱い思いを取材しました。
先月、豊見城市で開かれたボディコンテスト。
出場している屈強な男たちはいずれも県内の現役の消防士です。
観客からの大きな声援の中、消防士たちは鍛え上げられた肉体を披露しました。
コンテストは、県内のこども食堂や児童福祉施設を支援することを目的としていて、会場の使用料など経費を除いた収益を寄付します。
消防士たちのチャリティ活動はこれだけには留まりません。
コンテストから数日後、出場した消防士たちの写真撮影が消防署で行われていました。来年のカレンダー制作に向けたもので、消防士たちは撮影直前までトレーニングを行いコンディションを整えます。
このあと、カメラの前で仕上がった体を披露し、ポーズを決めていました。
チャリティ企画を発案したのは現役の消防士・佐次田悠平さんです。
佐次田さんは、「消防職員というのは日頃から体づくりを行っているというのがあって、その体づくりを絡めたイベントを企画するころによって、社会への恩返し特に子どもたちに恩返しができたらと思いました」と意図を説明しました。
また、新型コロナの影響で消防士たちとの交流が減ったこともあり、「安全、確実、迅速」が求められる災害現場で仲間との結束を深めるためともしています。
▽佐次田悠平さん:
『私たちのいちばん大切なチームワークとか、そういったところを僕は心配していました。一緒に訓練をすることが減ったり、他の署との交流が無くなったりしていたので』
企画に賛同する消防士からは、「チャリティー活動に参加することでいい経験になった」「普段話すことのできない上司や、同僚と話すきっかけになった」という声が聞かれました。
また、「(チャリティ活動を通して)子どもたちが元気になってもらいたい、そして夢ある子どもを育てていきたいという思いもあるので、何か目標に向かって頑張ったりだとか、そういう思いが子ども達にできればいいなと思っているという声もあがっていました。
佐次田悠平さんは、「前例もないことだったので一体どのような形になるか想像ができない部分があったのですが、周りからの評判がよくてカレンダーが上手く皆さんへ届けられるようにしていきたい」と語る。
今回のチャリティ活動は、災害対応以外でも社会の役に立ちたいという消防士たち一人ひとりの情熱に溢れています。
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