日米共同訓練「許さない」　反対集会に１０００人参加

１４日から県内で始まる日米共同訓練や自衛隊の機能強化に反対する市民集会が１２日沖縄市で開催され、約１０００人の市民が抗議の声をあげました。

１４日から始まる日米共同訓練「レゾリュートドラゴン２３」は、最大規模の実動訓練で、アメリカ軍のホワイトビーチから嘉手納基地へ物資を運ぶために公道を使用することが計画されています。

こうした訓練に反対するため約１０００人が集まった集会で参加者は、「平穏な日常を脅かす訓練を許さない」と抗議しました。

▼沖縄市から参加した　宜寿次政江さん
「私が聞いてきたあの戦争が今まさに近づいているんじゃないか本当に怖いんですね。私たちは教えられてきました。命どぅ宝、命より大切なものはない」

また沖縄市で進む弾薬庫建設やうるま市への地対艦ミサイル配備に反対し、「一連の動きは新たな戦争の準備だ」として、「沖縄を二度と戦場にしてはならない」と声を揃えました。