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沖縄本島南部のゴミ焼却施設 西原町が誘致へ
本島南部の3つの市と町が使用する新たなゴミ焼却施設について、西原町が建設候補地を提案し今後具体的な検討に入ることがわかりました。
本島南部地域の6つの自治体は共同で使用するゴミの焼却施設と最終処分場について、当初は八重瀬町に整備することを検討していましたが、予定地が確保できず今年5月に計画を断念しました。
最終処分場は輪番制で八重瀬町が候補地を推薦し、焼却施設については糸満市と豊見城市、与那原町と西原町で新たな建設候補地を検討していました。
16日に首長が出席する南部広域行政組合の理事会が開かれ、西原町から焼却施設の建設候補地の提案がありました。
今後土地が利用に適しているか詳しい調査が行われ、来年5月ごろまでに建設地として内定したあと、地域の合意を取り付けたうえで最終決定します。
南部広域行政組合理事長・古謝景春南城市長
「責任をもって住民に迷惑がかからない事をしっかり示して説得するために、我々も全力で頑張りたいと思っています」
行政組合は2037年度の供用開始を目指すとしています。
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