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入院生活の子どもたちに笑顔を クリニクラウンの意義を伝える
闘病中の子どもたちを訪問する道化師クリニクラウンがワークショップを開き、」子どもたちを笑顔にする取り組みを紹介しました。
クリニクラウンとは病院のクリニックと道化師のクラウンをかけあわせた言葉で、病気で入院生活を送る子どもたちに笑顔を届けようと活動しています。
県内では2016年から本格的に始まり、これまでに54回の病院訪問が行われてきました。
14日に南風原町で開かれたのはクリニクラウンの活動や子どもたちとのコミュニケーションの取り方を学ぶワークショップで、医療関係者やクリニクラウンに勇気づけられた親子などが参加しました。
参加者はミニゲームをしたりクラウンのように大きな動作で自己紹介をしたりと、遊びやユーモアを通して子どもの心を育むクリニクラウンの手法を体感しました。
参加者
「今日来て、なんかひと皮剥けたんですねなんか隠そうとかしたり大人になろうとしてきたり頑張ってきた自分がここにきて開放された」
クリニクラウンが息子を訪問した女性
「言葉では理解できない子どもたちが治療を受けているというのが多いので、励みになるような存在は絶対に今後とももっと増やしていくべきだと思いました」
現在県内に住み活動するクリニクラウンは1人で、日本クリニクラウン協会では新たなクラウンの養成に向け取り組みの意義や魅力を広めたいとしています。
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