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沖縄の教員不足で大学生講師募集 臨時免許は交付せず
沖縄の深刻な教員不足の解消に向けて大学生を公立学校の非常勤講師として任用する取り組みについて、県教育委員会は当初予定していた臨時免許状は交付せず、特別非常勤講師として任用する方法に改めました。
県教育委員会は教員不足解消への一手として、今年度中に教員免許取得予定の大学生を対象に非常勤講師を募集し、臨時免許状を交付する予定でした。
しかし教育職員免許法では「臨時免許を交付するのは普通免許を有する者を採用できない場合に限る」とされていることから、文部科学省から「不適切」とされ、県教育委員会は今後「特別非常勤講師」として募集することに改めました。
県教育委員会ではこれまで特別非常勤講師の制度を書道やエイサーなどといった特定の分野で活用していて、「今回募集する大学生講師は数か月にわたって継続的に勤務するため特別非常勤講師の枠組みには入らないという認識だった」と説明しています。
大学生講師は今月末まで受け付けていてすでに複数の学生が応募しています。
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