公開日

伊良部島へのサシバの飛来が3年ぶりに1万羽を超える

今月、宮古島市の伊良部島で実施された渡り鳥のサシバの飛来調査で、3年ぶりに1万羽を超えたことがわかりました。

冬を越すため本州や中国大陸から先島諸島に飛来するサシバは、環境省のレッドリストで絶滅危惧種に指定されています。

1980年ごろは5万羽ほど飛来が確認されていましたが、年々減少傾向にあり、県自然保護課では毎年、地元の児童生徒とサシバの保護パトロールと飛来した数を調査しています。

今年は3年ぶりに1万羽を超えるサシバが確認されていて、宮古野鳥の会は、北の風が強く天気にも恵まれたことが飛来に繋がったとみていて、今後もサシバが羽を休めるための環境の整備にも力をいれていくとしています。

あわせて読みたい記事 ヤンバルクイナ

あなたへおすすめ! クマノミ 小 クマノミ 大きい