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休肝日・運動・サプリで数値改善
オリオンビールと医薬品大手の小林製薬が取り組んだ生活習慣病を予防するプロジェクトの成果が発表されました。
今年2月、オリオンビールと小林製薬は沖縄県の糖尿病の死亡率が男女ともに高いことなどを背景に県民の生活習慣の改善に向けたプロジェクトに乗り出しました。
オリオンビールの従業員26人が週2日、酒を飲まない休肝日を設けた上で1日6千歩のウォーキングと糖の吸収を抑えるサプリメントを取り入れ、生活習慣の改善に取り組みました。
きのう半年間の成果が発表され、この中で去年の診断結果よりも体重の減少や肝機能の改善が見られたほか、血糖値が高めの人の数値が下がったということです。
小林製薬常務取締役ヘルスケア事業部・大脇藤人部長
「良い成果が出たことで自信にもなりました。社会課題の解決に向けて手応えを感じる成果となりました」
オリオンビール常務執行役員人事総務本部・矢沼恵一本部長
「1日でも長くビールを楽しむためには週2日程度の休肝日があってもその分何年も多く健康的にビールを楽しめる毎日を送ってもらうほうがいい」
両社は今回得られた知見を商品開発などに活かしたいとしています。
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