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琉球国王の象徴「玉冠」を特別展示
琉球王朝時代の国王が身に着けていた国宝「玉冠」と唐衣裳が4日から那覇市歴史博物館で特別公開されています。
国宝「玉冠(ぎょくかん)」と「唐衣裳(とういしょう)」は、琉球王朝時代に即位儀礼など重要な儀式の際に国王が着用したもので、これらが揃って展示されるのは4年ぶりとなります。
18世紀から19世紀につくられたといわれている玉冠は288個の飾玉や龍の彫刻が施されている金簪で装飾されていて、当時の技術力の高さを象徴しています。
那覇市立博物館・伊集守道主任学芸員
「国王の衣裳や玉冠を見ていただいて、より多くの方々に琉球王国の文化の極みをご覧いただきたい」
この特別展は那覇市歴史博物館で今月15日まで開かれています。
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