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10年に一度の上演 南城市大里の「大城大軍」

南城市大里の大城区で地域の伝承をもとにした組踊「大城大軍」が12日、10年ぶりに上演されました。

「大城大軍」は南城市の無形民俗文化財に指定されている組踊です。

大里按司に敗れた大城按司の息子、若按司と家臣が後の尚巴志・佐敷按司と協力して大里按司を倒す物語です。

戦後の混乱で一時途絶えていましたが1989年に復活し保存や継承を目的に10年に一度、上演されています。

12日は10年ぶりの舞台を心待ちにした地域の人々が集まり出演者の迫力ある演舞に見入っていました。

また、子どもたちにも地域に伝わる組踊に親しんでもらおうと今回初めて子ども組踊も上演され観客からは大きな拍手が送られていました。

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