公開日
検体を取り違え レプトスピラ症の検査結果を誤通知
県保健医療部は、先月感染症の疑いがある患者の検体を取り違えた事で患者に誤った検査結果を伝えたことを明らかにし謝罪しました。
検体の取り違えがあったのは、ネズミなどの野生動物が排出した尿に潜む菌が河川の水などを通して人に感染する「レプトスピラ症」を調べる検査です。
先月、衛生環境研究所で感染が疑われる2人を検査した際、1人は陽性でもう1人は陰性でしたが、検体を取り違えたことで誤った結果を通知したということです。
両者とも頭痛や発熱などレプトスピラ症にみられる症状が出ていて、検査の結果を待たず治療を受け回復しています。
県は再発防止策として、検査終了後のチェックシートに検体の並びを確認する項目を設けるとしています。
あわせて読みたい記事