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児童虐待が疑われる家庭の子どもを保護 児童相談所と警察が訓練

児童虐待が疑われる家庭に児童相談所と警察が強制的に立ち入り、子どもを保護する訓練が行われました。

児童相談所が強制的に子どもを保護する「臨検」は、児童虐待が疑われる家庭で保護者が調査や出頭要請に応じない場合、裁判所の許可を得て行われます。

訓練は、母親とその交際相手に激しい抵抗を受けるという想定で行われ、児童相談所の職員と警察が家の中にいる子どもを速やかに保護するまでの流れを確認しました。

▽コザ児童相談所宮城美那子所長:
『経験をしている職員がなかなかいないので、その時々の対応で困ることが多いのですが、こういう訓練があればその時の対応がスムーズにできるということで、職員のスキルもアップしていけると思いました』

県によりますと2022年度、県内で確認された児童虐待の数は速報値で2585件と過去最も多くなりました。児童相談所は虐待が疑われるようなことを見たり聞いたりした際には情報を寄せるよう呼びかけています。

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