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大切な人を思い創作 ジュニア料理選手権で沖縄の中学生が団体・個人ともにグランプリ

全国の中高生を対象に1万4000作品あまりの応募があった料理コンテストで、石垣市の石垣中学校と那覇市の鏡原中学校の生徒が団体・個人の部でそれぞれグランプリに輝きました。

今年で11回目となるジュニア料理選手権は全国の中学生と高校生が考えた料理のレシピを募集して審査するものです。

今年は全国から1万4204作品の応募があり12組が最終選考に臨みました。

中学生の団体の部にエントリーした石垣中学校の「はいさい☆島んちゅバレー部」は石垣島で獲れるタコ「ウムズナー」や「アーサ」といった地元の食材を使って、まぜご飯と茶碗蒸しを考案しました。

部活動でお世話になっている人に感謝の思いを伝えたいと作られた料理が見事グランプリを受賞しました。

石垣中学校・漢那愛華さん
「料理を通して母を笑顔にできたことと、4人で勝利できたこともうれしかったです」

個人の部に応募した那覇市立鏡原中学校の赤嶺美羽さんは、いつも頑張っているお母さんのために疲労回復に効果があるとされる食材を集めたナゲットのレシピを考え、グランプリに選ばれました。

鏡原中学校・赤嶺美羽さん
「日中は保育園、夜は飲食店とダブルワークをしながら毎日美味しいごはんを作ってくれる大好きな母が、これからも元気でいてほしいという願いを込めて作りました」

生徒たちが大切な人たちを思って考えたレシピは雑誌「オレンジページ」の誌面に掲載されるほか、ホームページで公開されます。

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