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人手不足解消なるか 若手のバスガイドを育成
昨年度、修学旅行で沖縄を訪れたのは1482校、26万人余りに上りました。
新型コロナの影響を受ける前と比べると6割程ですが、回復基調にあることが県のまとめでわかりました。
この修学旅行にはいま沖縄観光の課題が突きつけられています。
春先や秋の修学旅行シーズンになると観光バスツアーにガイドが付けられないなどバスガイドも人手が不足していて、人手不足解消に向けて若いバスガイドを育てるカリキュラムが進められています。
バスガイドの人手不足を改善したいと企画されたカリキュラムには大学生やフリーランスの若者が受講しています。
これまでおよそ1ヵ月のプログラムを通してガイドに必要な知識を習得しそれを伝えるトークスキルや表現力を培ってきました。
その集大成として実際に観光バスに乗って実地研修に臨みました。
実地研修の様子
「こちら見えますか?沖縄県の一番南のほうに糸満という地域があるのですが、平和を後世にも繋いでいこうということで平和祈念公園などの施設があります」
沖東交通の東江優成営業課長は「観光の繁忙期に活躍できる若い人材を育てていきたい」と意気込み、受講生たちを来年の早い時期にもバスガイドとしてデビューさせたい考えを示しました。
バスガイド育成カリキュラムでは、来年3月から受講生の一般公募を始めることにしています。
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