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与那原マリーナに初めて米軍艦船が寄港
10月から先月にかけて与那原町の与那原マリーナにアメリカ軍の艦船が寄港していたことがわかり、照屋勉町長が使用を許可した県に住民生活への影響など懸念を伝えました。
県によりますと10月から先月にかけて、アメリカ軍から燃料補給のため与那原マリーナを使用したいと県に申請があり、全長15メートルほどの艦船が3度寄港しました。
与那原町はマスコミからの情報提供でこの事実を知り、30日に照屋町長が県に対して迅速な情報の共有を申し入れるとともに、アメリカ軍の使用が住民生活や経済活動に影響を及ぼしかねないと懸念を伝えました。
与那原町・照屋勉町長
「(与那原マリーナは)日頃は知念高校のヨット部がそこを活用していますので、そういった観点からすると危険を伴うのではないかということからすると、寄港してほしくはないです」
県はアメリカ軍の民間施設の使用については緊急時を除いて自粛を求めてきましたが、管理する土木建築部の担当者が許可していたという事です
玉城知事(29日)
「もう一度庁内で確認をしてこのような情報があれば必ず基地対策課と情報共有をして、どのような対応をとるか、部局のみで判断することがないように」
Q連携は少し不十分だった点があるか?
「それは否めなかったと思います」
与那原マリーナをアメリカ軍が使用するのは今回が初めてです。
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