公開日

壕の保存に向け第32軍司令部壕 ボーリング調査始まる

首里城の地下にある第32軍司令部壕の保存・公開に向けて、県が壕の状態を確認するためボーリング調査を実施しました。

先月29日に首里城の木曳門の近くで実施されたボーリング調査は、作戦室や将校室など32軍の中枢機能があった第1坑道の内部や地盤に崩落の危険性がないかを確認するものです。

地下30メートルまで堀り進め、空洞のようなものが確認されればカメラ挿入するなどして詳しく調べます。

▼県特命推進課 山城憲一郎課長
「今回の調査で明らかになって世の中の皆様に何かを語りかけてくれるのか。県民の皆様にも温かく見守っていただきたいと考えています」

調査は来年2月ごろまで実施され、3月には壕の保存・公開に向けた基本計画を策定する有識者会議が発足する予定です。

あわせて読みたい記事 ヤンバルクイナ

あなたへおすすめ! クマノミ 小 クマノミ 大きい