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「島にんじんウィーク」 沖縄伝統の島野菜をPR

中城村では伝統的な島野菜の一つ島にんじんの収穫が最盛期を迎え、消費拡大をPRする「島にんじんウィーク」が始まりました。

浜田京介中城村長
「中城村の島にんじん、きょう12月12日旬入り宣言を致します」

中城村は県内生産量の7割を占める島にんじんの産地として知られ「いいにんじん」の語呂合わせで12月12日を「島にんじんの日」と村の条例で定めています。

イベントでは子どもたちが可愛らしいダンスを披露し会場を盛り上げたほか、島にんじんと豆乳を使ったロールパンなどが来場者に振る舞われました。

沖縄では「チデークニ」と呼ばれ薬膳として重宝されてきた島にんじん。生産農家の安里雄徳さんにおすすめ料理を聞きました。

ユートクファーム・安里雄徳さん
「一番おすすめなのはチムシンジなんですよ。汁物ですね。やはり中城の婦人部が作った味噌、これがミソなんですよ。皆さん、おいしい島にんじんをたくさん食べてください!」

今年の出荷量は去年より10トン多い40トンを見込んでいて、出来は上々だということです。

中城村では今月31日まで「島にんじんウィーク」と銘打って村内の飲食店8店舗で島にんじんを使った料理などが楽しめるということです。

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