発進直後に大きくカーブし車に衝突　警察官に噛みついた男を逮捕　無免許で飲酒運転か

今月１０日、名護市で２１歳の男が車を運転して事故を起こし、駆け付けた警察官に噛みついたとして逮捕されました。男は無免許で飲酒運転だったとみられています。

今月１０日の午前１時半ごろ、名護市の駐車場に設置された防犯カメラの映像です。

ライトをつけた軽乗用車が発進直後に大きくカーブし止まっていた別の車に衝突しました。

音を聞いた車の所有者や周辺の住民が駆け寄り事故を起こした車のドアを開けようとしますが、運転していた男はなかなか出てこようとしません。

男はその後通報を受けて駆け付けた警察官に噛みつき、公務執行妨害の現行犯で逮捕されました。

逮捕されたのは名護市に住む自称建設作業員の男（２１）で、運転免許を取得していませんでした。

男からは酒の臭いがしましたがアルコールの検査を拒否していて、警察は飲酒運転をしていたとみて調べています。

県警によりますと県内における飲酒運転の検挙数は先月末までに１０１５件と去年の同じ時期より１８５件増加していて、１０月末までに飲酒がらみの交通死亡事故は４件発生しています。

年末年始は酒を飲む機会が増えることを踏まえ、県警は取り締まりを強化していく方針です。