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県立博物館 海外に流出した琉球王国時代の文化財などを調査・研究 

琉球王国時代の工芸品など海外に持ち出された文化財について、県立博物館は調査・研究していて、このほどアメリカで調査した概要をまとめました。

調査は、県の事業の一環で行われていて、県立博物館の職員が2023年9月にアメリカ・ワシントンにあるスミソニアン博物館を訪れ、1850年代にペリーが琉球からアメリカに持ち帰った重箱や着物の帯など15点を調べました。

▽県立博物館篠原あかねさん:
『大和のどこかで作られたものが琉球に持ち込まれて、それをペリーが選んでさらにアメリカに持ち帰った』

職員は今回の訪米で詳細なデータが蓄積できたとしていて、今後の研究に役立てていく考えです。

琉球王国時代の貴重な文化財や沖縄戦の戦利品として海外に流出したものは多く、県は引き続き調査を続けていくとしています。

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