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思想団体のロゴ使用問題で県民の会が回答「確認・議論なく使用した」

先月、玉城知事も参加した大規模な平和集会の主催団体が特定の思想団体のロゴなどを使用していた問題に関する公開質問状への回答を公表しました。

この問題は先月23日に1万人規模の平和集会を開催した「沖縄を再び戦場にさせない県民の会」が、集会の直前まで特定の思想団体のロゴやキャッチコピーを使用していたもので100人あまりの有志が問題の経緯を質す公開質問状を提出していました。

県民の会は28日、質問状への回答を公表し、ロゴやキャッチコピーは会の運営委員が知人から紹介されたもので、確認や議論もなく使用したと説明しています。

また、先月の集会の際会の役員が「SNS上でバッシングを受けた」と発言したことについては「問題への指摘に対するものではない」と釈明しています。

県民の会は「組織として運営の在り方やチェック体制が不十分でした」と謝罪しました。

ロゴやキャッチコピーを提案した運営委員が辞任する意向を示しているものの一連の問題に関する共同代表などの処分は考えていないとしています。

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