公開日
故郷の家族・友人を案じる石川県出身者 沖縄県は被災者の受け入れも検討

元日に発生した能登半島地震から4日が経ち、甚大な被害が日に日に明らかになってきています。
沖縄県内で暮らす石川県出身者は遠く離れた故郷の家族を案じています。
最大震度7を観測した能登半島地震では石川県内でこれまでに94人が死亡し222人の安否が分かっていません。※石川県発表5日14時時点
県内で暮らす石川県出身者でつくる「沖縄石川県人会」の会長を務める野里洋さん。
金沢市の実家には88歳の姉が一人で暮らしています。
沖縄石川県人会・野里洋会長
「相当大きな揺れでこれまでに経験したことのないような大きな揺れでびっくりしたと。今も横揺れが続いているということで心配です」
沖縄石川県人会では会員に呼びかけて義援金を募り、できるだけ早く被災地に届けたいとしています。
沖縄石川県人会・野里洋会長
「沖縄にいる私たちとしては、首里城が火災で焼け落ちたときに石川県からも相当応援してもらったんですよね。私たちとしてはその恩返しも含めて郷里のために少しでも力になりたいという思いです」
一方、県は石川県から要請があり次第、職員の派遣や生活物資の輸送などの支援を速やかに実施することにしています。
また、沖縄への避難を希望する被災者を受け入れることも検討しています。
あわせて読みたい記事