うるま市の自衛隊訓練場計画　木原防衛相「利用の在り方を検討する」

うるま市・石川のゴルフ場跡地に自衛隊の訓練場を整備する防衛省の計画について、来県中の木原防衛大臣は「地元の声を重く受け止め、利用のあり方を検討する」と述べました。

木原防衛大臣は１７日午後、基地が所在する市町村長との意見交換を行いました。この席で、うるま市の中村市長は防衛省によるうるま市石川のゴルフ場跡地への訓練場の整備計画に地元住民から反対の声が上がっていることを受け、「地元の声を真摯に受け止めて計画を検討してほしい」と木原大臣に伝えました。

▽木原防衛相
「取得後の利用の在り方については地元の皆様の様々なご意見、お声を重く受け止めまして、改めてさらに検討を行っていきたい」

木原大臣はこのように述べ、今月１１日の住民説明会で示した利用のあり方について検討を行うことを決め、担当者にも指示したことを明らかにしました。

木原防衛大臣は航空自衛隊那覇基地を訪れ、自衛隊の航空機の装備品視察や隊員への訓示を行ったほか、自衛隊機に乗って普天間基地や嘉手納基地、名護市辺野古を上空から視察しました。