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第32軍司令部壕が県指定史跡に 戦後80年へ平和教育の活用めざす
旧日本軍が使用した首里城の地下の第32軍司令部壕について県は沖縄戦の戦争遺跡として初めて県の史跡に指定します。
首里城地下の第32軍司令部壕は牛島司令官率いる旧日本軍第32軍が使用したもので構築には住民や鉄血勤皇隊の少年たちが動員されました。
28日の会見で玉城知事は第32軍司令部壕をあす付で県の指定史跡にすると発表しました。
▽玉城デニー知事:
「来年戦後80年を迎えてもなお伝えていかなければならない貴重な史跡を活きた教育教材としても活用できるという観点から今般の指定をできたことは非常に有意義」
県の史跡に沖縄戦の戦争遺跡が指定されるのは初めてで保存や公開に向けた調査などを行っている県は平和教育の場としての活用を目指す考えです。
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