少女誘拐性的暴行　米兵が那覇地裁の判決を不服として控訴

２０２３年１２月、１６歳未満の少女をわいせつ目的で誘拐し、性的暴行をしたとして懲役５年の判決を言い渡されたアメリカ兵の男が、判決を不服として控訴していたことが分かりました。

この裁判は２０２３年１２月、本島中部の公園で１６歳未満の少女をわいせつ目的で車に乗せて自宅に連れ込み性的暴行をしたとして、アメリカ空軍嘉手納基地所属のブレノン・ワシントン被告（２５）が不同意性交等などの罪に問われたものです。

裁判で被告は無罪を主張していましたが、１２月１３日の判決で那覇地方裁判所は、被害にあった少女の証言が全体的に信用できると判断し、懲役５年の判決を言い渡しました。

裁判所によりますと、ワシントン被告は判決を不服としていて、判決が言い渡されたその日のうちに福岡高等裁判所那覇支部に控訴したということです。