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120人から730万円集め音信不通 「二十歳のつどい」貸衣装トラブル

「二十歳のつどい」で着る振袖や袴のレンタル業者が、若者らおよそ120人から代金を受け取ったあと音信不通になっていることがわかりました。

この問題は、名護市にある振袖や袴のレンタル業の男性が、本島北部の8市町村で二十歳のつどいを控えた若者およそ120人から代金あわせて730万円を受け取ったあと今年9月から連絡が取れなくなっているものです。

この男性に業務委託していた那覇市の貸衣装会社が24日会見し、若者たちの二十歳のつどいに影響が出ないよう衣装の手配を進めていることを明らかにしました。

問題の業者と委託契約していた比嘉基生さん
「一年に一回ではなく、一生に一回の大きなイベントですので、その中でこういうことになってしまったのが申し訳なく思いますし、しっかり対応もしていきたいところです。」

貸衣装会社は年内にも音信不通となっている男性を刑事告訴する方針です。

晴れの日を控えた中での衣装トラブルに同年代の若者からは憤る声が聞かれました。

「選ぶ時とかワクワクしている気持ちがあったのに、いざ直前で着れないという状態になったらとっても悲しいなって。」

「安くはないお金なので、お金だけ貰って連絡が取れなくなっちゃうというのは人としてダメなことだと思うし、思い出も踏みにじるのかなと。」

「怒りがわいてきますね。今まで頑張ってやってきたものとかもあるし、全部踏みにじられた感じがするので。」

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