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大浦湾の軟弱地盤の改良工事に着手 砂杭の打ち込みは年明け以降に 

普天間基地の名護市辺野古への移設計画を巡り、政府は28日午後、大浦湾側の軟弱地盤改良工事に着手しました。

山城志穂記者:
午後1時45分です。トレミー船のショベルが動き始めました。台船から砂を掬い、海中へとつながる管に投入しています

軟弱地盤の改良工事について政府は、海底に砂を撒く「敷砂」の作業をもって着手と位置づけると発表していました。

林官房長官は工事の着手について「普天間基地の全面返還の実現に向けた大きな前進」と意義を強調しました。

いっぽう、玉城知事は「国内で前例のない難工事が予想され、新たな事由が生じた場合は関係法令の規定を踏まえ適切に対処する」としています。

政府は、当初年内に予定していた砂杭の打ち込みには至らず、年明けにも行うとみられます。

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