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地元の特産で地球温暖化対策 勝連漁協のモズク養殖がブルーカーボン・クレジットに認証
沖縄県内一を誇るうるま市勝連のモズク生産が、地球温暖化対策につながる「ブルーカーボン・クレジット」の認証を取得しました。
うるま市や勝連漁協、TOPPANデジタルの三者は海水や海中の生態系が二酸化炭素を吸収し温室効果ガスの削減につなげる「ブルーカーボン」に共同で取り組んでいます。
県内一の生産量を誇る勝連漁協のモズクは3年間で21.7トンの二酸化炭素の削減効果があると認められたものでモズク養殖での認証は国内初です。
認証された削減分はクレジットとして売買され購入した企業が排出する温室効果ガスと相殺される仕組みです。
勝連漁業協同組合玉城謙栄組合長:
自分たちが作っているモズクが地球の温暖化対策に貢献できているんだっていうことを伝えつつ、誇りをもってモズクを作ってもらいたいという事を考えています
勝連漁協などはクレジット販売で得た資金をもとにモズクの生産拡大や、藻場の保全、後継者の育成に活用する方針です。
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