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宮古島市長選 嘉数登氏が現職破り初当選
19日投開票された宮古島市長選挙は前副市長で新人の嘉数登さんが初当選しました。
過去最多に並ぶ6人が立候補した宮古島市長選挙は、新人で前副市長の嘉数登さんが、9345票を獲得し現職の座喜味一幸さんに2200票あまりの差をつけ初当選しました。
嘉数登さん:
本当にチームの勝利、私の勝利ではなくて、市民一人ひとりの勝利だという風に思っています。勝因は若者から女性層までの支持を集める事ができたからと考えます
嘉数さんは、「少子化・若者の定住・人手不足を一丁目一番地に取り組んでいく」と意気込みを述べています。
今回の選挙は6人が立候補し、県議や市議の支援が割れて、保守が分裂する形となりましたが、玉城知事を支えるオール沖縄が支援する現職の座喜味さんは、優位を活かすことができませんでした。
落選した座喜味市長:
私の市民への浸透、それから政策に対する評価含めて、いずれにしても信任を得られなかった私の不徳のいたすところです
今回の選挙結果でオール沖縄が支援する市長は1人もいなくなり、玉城知事の求心力に影響を及ぼすことは避けられません。
玉城知事:
私はあまりオール沖縄だそうだ、そうじゃないんだっていうことは、私はあまり意識してないですね。県とも連携したいということであれば、それが宮古島市民の皆さんのためになるのであれば、私達は喜んで協力したいと思います。
宮古島市長選挙の投票率は58.99%で前回を6.65ポイント下回り過去最低となりました。
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