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地盤改良工事へ作業船大浦湾に

普天間基地の名護市辺野古への移設を巡り軟弱地盤の改良工事に向けた2隻目の作業船が20日、大浦湾に到着しました。沖縄防衛局は近く砂杭の打ち込みに着手する構えです。

きょう午前11時過ぎ名護市の大浦湾に地盤の改良工事で海底に砂杭を打ち込むサンドコンパクション船が入りました。大浦湾にはきのうまでに同様の作業を行うサンドドレーン船も停泊しています。

沖縄防衛局は軟弱地盤が広がる大浦湾におよそ7万本の砂杭を打ち込み地盤を改良する計画です。

関係者によりますと大浦湾に移動させた船を杭打ちに向けて必要な整備をするということで、これが終わり次第砂杭を打ち込む工事に着手すると見られます。

辺野古移設に反対する玉城知事は埋め立て承認の留意事項に基づく事前協議を終えるまで工事を行わないよう求めています。

一方、移設を巡って県と国が争った一連の裁判は今月16日までにすべて和解か敗訴の判決が確定し移設を阻止したい玉城知事にとって厳しい局面が続くことになります。

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