公開日

災害時の初動迅速に 図上訓練

地震や津波など大規模災害を想定した図上訓練が沖縄県庁で実施され、関係機関が発災直後の初動対応などを確認しました。

県と自衛隊が共同で実施した図上訓練は沖縄本島近海で震度6強の地震が発生し、およそ10メートルの津波が押し寄せたことを想定し、自治体の担当者や医療関係者など700人あまりが参加しました。

県庁の講堂に設置された災害対策本部では、各地の被災状況などが地図に書き込まれ、このうち医療を担当する班では、被災者の緊急搬送の手順や医療機関の損壊状況などを確認していました。

2024年11月に発生した本島北部の大雨被害では、初動対応の遅れが課題となったことから、県は関係機関と連携して、大規模災害への対応に活かす方針です。

あわせて読みたい記事 ヤンバルクイナ

あなたへおすすめ! クマノミ 小 クマノミ 大きい