公開日
オスプレイ450kgの貨物を海に落下 伊江島補助飛行場で訓練中
アメリカ軍のオスプレイが伊江島の沖合に重さ450キロの貨物を落下させた問題で、
玉城知事は「重大な事故に繋がりかねない」として抗議する考えを示しました。
県などによりますと16日伊江島補助飛行場でアメリカ海兵隊のオスプレイが訓練で投下した貨物が風に流され目標の飛行場を外れました。
貨物は重さおよそ400キロから450キロの配給食を積んだパレットで、伊江島の南の沖合に落下し、これまでに被害は確認されていません。
伊江島補助飛行場では2014年にも物資の投下訓練中に、フェンスの外側の民間地にドラム缶を落下させる事故が起きています。
伊江村は「住民の命に関わる事故が起こりかねない」として20日沖縄防衛局に抗議し物資の投下訓練の中止などを申し入れました。
また21日に会見した玉城知事はアメリカ軍に対し原因究明と再発防止策を求める考えを示しました。
玉城知事:
重さ400キロから450キロの貨物が落下したとのことから一歩間違えれば重大な事故に繋がりかねず周辺住民に不安を当たるもの
玉城知事は伊江島補助飛行場を含む提供区域の周辺には無人島もあり人や地域に影響を与えないような訓練が検討できるのではないかと述べました。
また中谷防衛大臣も落下事故に言及しています。
中谷防衛相:
防衛省としましては訓練実施にあたりましては周辺の地域の皆様の安全を第一とする事これは大前提と考えておりまして、地元への影響が最小限になるように引き続き求めてまいりたいと考えております
一方で中谷防衛大臣は伊江島での訓練の中止は求めない考えを示しました。
あわせて読みたい記事