公開日

伝統製法の塩 価値向上へプロジェクト始動

半世紀に渡り伝統的な製法で手作りした塩を販売している豊見城市の製塩所が、塩の新たな可能性を生み出す「ゆいまーすプロジェクト」を始動させました。

独自の技術で開発されたハイビスカス塩や、塩分補給で熱中症を予防する塩梅。これらは豊見城市与根でおよそ50年にわたり伝統的な製法で手作りされてきた「ヨネマース」を中心に企業が連携した「ゆいまーすプロジェクト」で開発された商品です。

徳元市長:
塩味の後にマイルドな甘みが来るハイビスカス塩は、これはリアクションにも困らない、おいしい!

ヨネマースは塩800グラム170円台で販売され、薄利多売のため後継者が育たず、2023年までは会社の売却が検討されていました。

そこに東京を拠点に活動する企画プロデューサーの佐藤徹也さんが与根製塩所に次々とアイデアを提案したことで現在の社長の次女の知念夏姫さんが会社を継ぐことを決めました。

与根製塩所  知念夏姫さん:
塩の可能性は無限大だと思っているので、私たちの知らない塩の使い方を色んな方たちに教えてもらって広げていきたい

プロジェクトは今後も沖縄県内の企業とコラボレーションしてそれぞれの商品価値を向上させていきたいとしています。

あわせて読みたい記事 ヤンバルクイナ

あなたへおすすめ! クマノミ 小 クマノミ 大きい