那覇ハーリーの”エーク”　高校生が製作

工業高校の生徒たちが今年の那覇ハーリーで使用する「エーク」を製作し、那覇爬龍船（はりゅうせん）振興会に贈りました。

爬龍船を漕ぐ櫂（かい）・「エーク」を製作したのは浦添工業高校など沖縄県内３つの工業高校の生徒たちです。

生徒たちは那覇爬龍船振興会の依頼を受けエークの製作に取り組み、２７日に完成したエーク１８０本を振興会に贈りました。

浦崎唯昭会長は「生徒が作ってくれた立派なエークで、那覇ハーリーの発展に向けて頑張りたい」と感謝しました。

浦添工業高校インテリア科　３年　高橋陽詩さん：
ハーリーに一番必要な漕ぐための部分なのでこれを使ってみんながハーリーを漕いでくれれば嬉しいなと思って作りました

高校生たちの思いが詰まったエークは、５月の那覇ハーリーで使用される予定で那覇爬龍船振興会はこうした取り組みを通じて若い世代に那覇ハーリーの伝統文化を継承したいとしています。