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コザ高校で人権意識を高める全体集会「命の尊さを考える日」
2021年、当時17歳の男子高校生が部活動の顧問から受けたハラスメントなどを原因に自ら命を絶った問題で、22日コザ高校では人権を考える全体集会が開かれました。
男子高校生の命日となる、1月30日をコザ高校では、「命の尊さを考える日」とし、22日、全校生徒と職員1,000人あまりが参加し「生徒と先生の良い関係」をテーマに集会が開かれました。
2021年、空手部の主将だった当時17歳の男子生徒が、自ら命を絶ったのは、部活動顧問からの理不尽な叱責などが原因とされています。
集会では、生徒有志で立ち上げた委員会から、「生徒と先生の人権」について、「互いに尊重し合い学校生活を送る必要性」をメッセージとして読み上げました。
山城萩来さん(コザ高校3年):
生徒や先生が考えた自分の意見を持つことが大事なんです。意見を持つことで、この委員会よりも深い、あと一歩行ったところで、考える事ができるんじゃないかな
大嶺哲司校長は、「この日を後輩たちに伝えていって欲しい。ひとりで考え込まないで欲しい。だれかに相談して欲しい」と呼びかけました。
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