宮古観光の顔 伊良部大橋の開通から10年
宮古島と伊良部島をつなぎ観光の顔ともなっている伊良部大橋が開通から1月31日で10周年を迎えました。
宮古島市では様々な取り組みで、節目の日を盛り上げています。
日本郵便が発売したのは伊良部大橋10周年のオリジナルフレーム切手です。
宮古写真協会のカメラマンが撮影した伊良部大橋の歴史や、風光明媚な景色を記録した写真がプリントされています。
そんな伊良部大橋が開通したのは10年前の2015年1月31日。長さ3,540メートルと無料で通行できる橋としてはいまも国内最長です。
宮古島と伊良部島をつなぎ、医療や教育など、離島ならではの不便さの解消に役立ってきたほか、海に浮かぶ壮大な景観は、観光スポットとしても親しまれてきました。
日本郵便からオリジナル切手を贈呈された嘉数登市長は、「綺麗な写真で、伊良部島の観光を全国に発信していただきたい」と期待を述べました。
伊良部大橋開通10周年オリジナルフレーム切手は、110円切手10枚で1シート1,800円、600シート限定で販売されています。
橋を長期にわたって維持管理するプロジェクトも進んでいます。
「離島架橋100年耐久性検証プロジェクト」では、沖縄県と関係団体が協力し、橋を維持管理する手法や技術基準の確立を目指した調査・研究を行っています。
伊良部大橋では実際に塩害に強いコンクリートの劣化がどのように進むかなど調査研究が行われていて、講演会ではその経過などが報告されました。
住民の暮らしにも観光にも欠かすことのできない伊良部大橋を、この先もどのように守っていくかも架橋から10年たったいま大切な視点となっていきます。
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