県民大会実行委が東京要請へ

アメリカ兵による少女暴行事件を受けて、２０２４年１２月に開かれた県民大会で日米地位協定の抜本的改定などを求める決議を携え、大会の実行委員のメンバーが今週上京し、政府に直接要請します。

２０２３年１２月に起きたアメリカ兵による少女暴行事件を受けて開かれた県民大会では、被害者への謝罪や地元への速やかな情報提供、日米地位協定の抜本的改定を行うよう決議しました。

３日会見した大会実行委の代表は、６日に東京要請を行い、官房副長官をはじめ、外務省と防衛省の政務官の対応がそれぞれ予定されているほか、アメリカ大使への要請も調整しています。

県民大会実行委員会　伊良波純子共同代表：
東京、中央行動に行って、きちんと沖縄の今の女性たちの気持ちを訴える。県民の気持ちを訴えるというのが大事だと思っています

伊良波共同代表は、国会の日程の関係で県民大会から１カ月以上たっての要請行動になったと説明し、その間に新たに発覚したアメリカ兵による暴行事件への抗議声明も合わせて政府に手渡すとしています。