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コストコ2店舗目の可能性は?日本支社長が講演

2024年8月、南城市に進出した会員制大型スーパーコストコ。

オープン直後は客が殺到し大渋滞となったことも記憶に新しいコストコが2月で開業から半年となるのを前に8日、日本支社長が講演し、売り上げ好調な要因や2店舗目の可能性、沖縄県県産品の販路拡大など期待を語りました。

8日、沖縄国際大学で開かれたフォーラムには、コストコホールセールジャパンのケン・テリオ支社長が招かれ、「ビジネス機会創出と地域活性化」をテーマにコストコ南城市進出からの半年を振り返りました。

南城店の売り上げが好調に推移している要因としてテリオ支社長は「車で訪れ家族単位で商品を大量購入する、車社会の沖縄の文化はコストコとマッチした。アメリカ軍関係者の利用もあり、思いがけないボーナスとなった」と語りました。

また県産の海ぶどうやもずくなどが国内のコストコで人気を博しているとした上で、県産品販路拡大のチャンスが広がっていると述べました。

コストコホールセールジャパン ケン・テリオ日本支社長:
コストコは常に新たな商品を探しています。多くのチャンスが日本のコストコ、世界のコストコにあります。多くの地域の生産者・事業者がコストコとのビジネスを通して成長してきました。小さな事業者でも1つか2つのコストコから始めていくことができるんです。

気になる県内でのコストコ2店舗目以降の可能性については。

コストコホールセールジャパン ケン・テリオ日本支社長:
沖縄の人口を考えると、一般的に考えると4店舗はできるだろう。個人的な考えだが、おそらく3年から5年では2店舗目ができるだろう。順調にいけばね

コストコの会員は世界中の店舗を利用できるため、南城店でも台湾をはじめとする訪日観光客が利用する姿も多く見られ、フォーラムでは地域の振興にも貢献していることが報告されました。

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