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数十年姿見せなかったノグチゲラが名護市で続々目撃 繁殖に期待膨らむ

関係者は繁殖にも期待感をふくらませています。名護市で数十年姿を見せていなかったノグチゲラがこのところ続けて確認されるようになっています。

10 日、名護岳の林道に姿を見せたのは国の特別天然記念物ノグチゲラのオスです。名護市でオスが確認されたのは数十年ぶりで鳥獣保護管理員の岸本和也さんが発見し、環境省の調査に携わる渡久地豊さんがその貴重な姿をカメラに収めました。

岸本和也さん「僕の目の前に15秒くらい止まって、木をつつく姿が見られました。見たときは感動しました。名護岳で観察会をやっていきたいという、僕の夢がまた生まれました」

この数十年名護市で姿を見せていなかったノグチゲラは、おととし市内の森でその姿が目撃されると去年3月には名護岳でメスの個体が確認されました。同じ時期にオスとメスが現れたことで繁殖への期待が一層高まっていて関係者は名護岳周辺でノグチゲラの調査を進めていくと意気込んでいます。

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