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南洋群島の鉄道レールを県立博物館へ寄贈 今後、博物館での展示を目指す

旧南洋群島のテニアン島でサトウキビを運ぶために敷設されていた戦前の鉄道のレールの一部が10日、沖縄県立博物館・美術館に寄贈されました。

この鉄道レールは約100年前に日本の企業によってテニアン島に建設されたもので、戦前、沖縄から移民として渡り農場を営んでいた人たちが製糖工場へサトウキビを運ぶ際に利用していました。

10日、テニアン島の市長や沖縄テニアン会の会長などが県立博物館・美術館を訪れかつて使われていたレールの一部を館長に直接手渡しました。

エドウィン・アルダンテニアン市長:
この贈呈を通じて私たちの共通の遺産を称えるとともに、生活を向上させるための先人たちの努力に敬意を表したいと思います

寄贈された鉄道レールは今後、沖縄テニアン会と博物館が共同で調査や研究を行い、博物館での展示を目指します。

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