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現職の高良鉄美議員が参議院選の出馬断念「オール沖縄の団結を損なう懸念」
2025年夏に予定されている参議院議員選挙を巡り、現職の高良鉄美議員が出馬を断念しました。
高良鉄美 参議院議員:
2期目に出馬することでオール沖縄の団結を損なう可能性があるという懸念から、次期参議院選挙への出馬をしないことを決意いたしました
2025年夏に予定されている参議院議員選挙を巡り、現職の高良議員は当初、出馬に意欲を示し所属する社大党も擁立を決めていました。
しかし、2024年の衆議院議員選挙で、社大党所属の議員がオール沖縄勢力の候補者を支援しなかった問題が顕在化したことで、社大党の委員長である高良氏の責任を追及し、選挙の支援を困難とする声がオール沖縄勢力の内部から上がっていました。
高良議員は、社大党の委員長として指導力が足りなかったと責任を認めたうえで「沖縄の問題を解決するために団結する必要がある」と出馬断念の理由を述べました。
高良鉄美 参議院議員:
本当にオール沖縄でやっていかないと平和の問題も含めて、沖縄の諸問題の不条理をきちんと直すためにはどういう方法でやっていかないといけないのか。どういうつながりでやっていかないといけないのかという事を随分考えました
高良氏の後任には、沖縄大学教授の高良沙哉教授や元県議会議員の比嘉京子さんを推す声が上がっています。
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