公開日
根路銘国昭さん死去 ウイルス研究の世界的権威
ウィルス研究の国際的権威で生物資源研究所の名誉所長を務める根路銘国昭さんが3月亡くなりました。85歳でした。
根路銘国昭さん:
21世紀の人類はウイルスと対峙して大きな被害を受けるだろう。ウイルスを制圧できるような薬を見つけたい
本部町出身の根路銘国昭さんは1966年に国立予防衛生研究所に入所しスペイン風邪のルーツを解明するなどウイルス研究の世界的な権威の1人です。
インフルエンザウイルスのデータ収集や解析などを担う世界保健機関・WHOのセンター長などを歴任したほか生物資源研究所の所長として沖縄の植物を原料にインフルエンザを防ぐ消毒薬の開発にあたりました。
根路銘国昭さん(※2001年取材):
将来の沖縄の為に経済基盤を築けるような一翼を担えるような産業に貢献したいと思う
根路銘さんは3月28日、病気療養のため入院していた名護市内の病院で亡くなりました。85歳でした。
葬儀は3月、家族など近親者で済ませたということです。
あわせて読みたい記事