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泡盛の製造量・出荷量ともに2年連続でマイナスに

2024年ユネスコの無形文化遺産に登録された泡盛ですが、製造量と出荷量は2年連続で減少し、業界の厳しい現状が浮き彫りになっています。

沖縄県酒造組合が発表した2024年1年間の泡盛の製造量は1万1751キロリットルで、前の年から12.4%減少しました。

出荷量は1万2445キロリットルで、こちらも3.3%の減といずれも2年連続でマイナスとなりました。

世界的なコメ不足で原料のタイ米の価格が2024年だけで16%上昇したほか、泡盛への酒税軽減措置が2024年から段階的に縮小され多くの酒造所が商品の値上げに踏み切ったことも影響したとみられています。

県内44の酒造所のうち24社が赤字という厳しい現状を打開するため、県酒造組合では、SNSを使った情報発信やインバウンドを意識した泡盛ツーリズムを磨き上げていきたいとしています。

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