パートナーシップ・ファミリーシップ制度　カップル１組に証明書「家族として県に認められ嬉しい」

性的マイノリティ―などのカップルや家族の関係を公的に認める沖縄県の制度で１７日カップル一組に証明書が交付されました。

パートナーシップ・ファミリーシップ制度の証明書を受け取ったのは、県内に住むランクウイスト龍哉さんと與那嶺茉岐さんです。

３月２８日から始まったこの制度は、法的に婚姻が認められていない性的マイノリティーのカップルや、様々な事情により婚姻届を出していない事実婚のカップルの関係を公的に認めるものです。

届け出が受理されれば証明書が発行され、県営住宅への入居の申請が可能になるなど様々な行政サービスが受けられるようになります。

與那嶺茉岐さん：
家族として県に認めてもらえたというのはとっても嬉しいです

ランクウイスト龍哉さん：
手術をしないと戸籍が変えられないという自分にとっての壁があるのでその壁を低くしてくれたというのが（パートナーシップ）ファミリーシップ制度

県によりますと、６組の届出があり、１７日までに２組が受理されているということです。