公開日

映画「宝島」完成報告 米軍統治下の激動の時代に若者たちは

戦後、アメリカ軍の統治下にあった沖縄の激動の時代を描いた映画「宝島」が完成し、作品の舞台となった沖縄市で報告会が開かれました。

21日沖縄市役所を訪れたのは映画「宝島」のメガホンを取った大友啓史監督です。

大友啓史監督:
沖縄の人々が向き合った時代の歴史は我々が他人事ではなくて当事者として捉えていかなければならない

映画は真藤順丈さんの小説「宝島」を原作に、アメリカ軍統治下の沖縄で、基地から物資を奪って生活の糧にした「戦果アギャー」と呼ばれる若者たちの人生を描いています。

撮影は2024年2月から沖縄市などで行われ、クライマックスのシーンでは延べ2000人を超えるエキストラが投入され当時の息遣いや感情を再現しました。

大友啓史監督:
原作のスピリット、沖縄市のコザの皆さんが感じてきた20年間の歴史や思いをちゃんと伝えたい日本だけではなく世界にも伝えたい

妻夫木聡さんや広瀬すずさんなどがキャストを務める映画「宝島」は9月19日に公開されます。

あわせて読みたい記事 ヤンバルクイナ

あなたへおすすめ! クマノミ 小 クマノミ 大きい