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冠のないこの国王は誰? 御後絵の原本一部を一般公開へ
2024年、アメリカから沖縄に返還された琉球国王の肖像画御後絵の原本の一部が22日から沖縄県立博物館・美術館で公開されます。
21日お披露目されたのは縦およそ97センチ、横およそ30センチの3つに分かれた御後絵の中央部分です。
この御後絵に描かれた国王は誰なのかまだ分かっていませんが冠をかぶっていないことから、中国の王朝から冊封を受けていない第9代の尚賢か第10代の尚質の可能性があるということです。
沖縄県文化財課 濱地龍磨さん:
冊封を受けていない国王が誰なのかという歴史ミステリーといった観点からも皆さんに楽しんでいただきたいなと
御後絵の原本の一部は22日から30日まで県立博物館・美術館で公開されます。
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