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80年前の沖縄戦で8人が犠牲になった伊江島灯台で慰霊祭 遺族が恒久平和を願う 

80年前の沖縄戦でアメリカ軍の空襲により8人が犠牲になった伊江島灯台で21日、慰霊祭が執り行われ、遺族や関係者が恒久平和を願いました。

伊江島灯台は1945年4月21日、アメリカ軍の激しい空襲により、隣接していた官舎ごと破壊され職員3人とその家族あわせて8人が犠牲になりました。

慰霊祭では汽笛に合わせて、遺族や玉城知事、海上保安庁の職員約80人が黙とうを捧げました。

遺族の中には、当時、灯台長を務めていた田中吉樹さんの孫にあたる淳登さんも初めて参列しました。

田中吉樹灯台長の孫 田中淳登さん(65):
私の父、(祖父)吉樹の長男は、一切私には沖縄の事とか、幼少期の事は語らなかったんです。母の方が沖縄で灯台長をやっていたとか、ここで戦死したていうのは聞いていたので、悲しみしか生まないような戦争というのは本当にやめないといけない

参列者は、恒久平和を願い非戦の誓いを新たにしました。

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