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米兵事件の情報共有も公表控えた県 女性団体が対応疑問視

またも明らかとなったアメリカ兵による女性暴行事件を受け沖縄県内の女性団体の関係者からは怒りの声が上がっています。

県内22の女性団体で構成される女性団体連絡協議会のメンバーは24日県庁で大城副知事と面談しました。

2024年12月に開かれたアメリカ兵による女性暴行事件に抗議する県民大会で共同代表を務めた伊良波会長は事件を公表しなかった事に説明を求めました。

県女性団体連絡協議会 伊良波純子会長:
(県民大会では)情報共有という所を強く訴えてきたつもりです。今後このような事件が起きないように、みんなでしっかりと情報共有しながら防止策を考えていこうといった意味だったはず。行政の方が知っていたはずなのに、なぜ2週間近く出てこなかったのか

また、アメリカ軍との合同パトロールに玉城知事が参加した事についても疑問視しました。

県女性団体連絡協議会 伊良波純子会長:
今となっては何でなんだろうと私も思います。アピールだったとしても、みんなが注目して気をつけていくという事には意味があるのかなというに思いましたけど、(事件発生を)知った上で参加しているとなったら話はちょっと違ってきますよね。非常に疑問

大城副知事は「事件を報道してほしくないという被害者の心情に配慮した」と釈明しました。

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